アフィリエイトのタイプとサイトの内容
アフィリエイトのタイプとサイトの内容の関係ですが、ここでは、Google Adsenseに代表されるクリック課金型と、楽天やamazonに代表されるECサイトやショッピングモールへの商品リンクを例に取って説明したいと思います。
まずクリック課金型のアフィリエイトですが、これは、そのリンクがあまりに目立ちすぎるとクリックされないという話があります。バナー広告を始めとする華やかなものや、悪質サイトへの誘導が珍しくなくなってしまった昨今、ユーザーは無意識にそれらの広告を無視する傾向にあるというのです。つまり、サイトの中にうまく溶け込んでいる方がクリックされやすいという説です。
それを根拠として、Google Adsenseを始めとするクリック課金型を多く適用したサイトは、目的地、つまりデスティネーションサイトと呼ばれる、ユーザーが欲している情報がしっかりと掲載された最終的に到達したいサイトとなるよりも、情報源、つまり前述のデスティネーションサイトへの誘導を行ったり、それらの紹介を行ういわゆるリソースサイトになる方が得策だと言う人もいます。ユーザーが求めているもの全てを提供してしまうようなサイトでは、広告をクリックして別のサイトに行く必要はなくなるから、クリックされにくくなってしまうという訳ですね。
これに対して、商品リンク型のアフィリエイトでは、その商品がいかに優れているかを宣伝すること、それこそサイト管理者自身がユーザーとなって、その商品を使うメリットや喜びの感想などを掲載するのが、リンクを誘発する大きな要因となるはずです。
つまり、前述のデスティネーションサイトとなって、ユーザーにサイトにずっといてもらえるような、ユーザーが求めているものを全て提供するような、そんな施策が収入獲得につながる訳です。Google Adsenseを始めとするクリック課金型の場合は、このようなリンク誘発の内容を記述することは多くの場合禁止されているはずですから、全く逆の施策であるとも言えます。
いかがでしょうか？上記の内容が100％全て正解とも思いませんし、例外もあるでしょうが、アフィリエイトのタイプによって、サイトの内容やその構造を、工夫した方がいいということだけは分かっていただけたのではないでしょうか。
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