サイトのボリュームや更新頻度について
1ページで完結する「ペラサイト」と呼ばれるものが爆発的な勢いで増えていった時期がありました。といいますか、今もまだまだ増えているものと思います。
内容のあるペラサイトであれば、それ自体は悪いものであるとは思いません。ただ、数百〜数千もの内容の薄いペラサイトを量産し、すべてのページにGoogle Adsenseを貼り付け・・・などという手法が横行したため、後にそれによるAdsenseのアカウント削除に遭った方も多かったようです。
Googleを始めとする検索エンジンからも全く評価されないようになっており、検索結果からは淘汰されつつあるという話もあります。
ただ実は、ペラサイト量産で儲けている人がまだまだいるのも事実です。そういった方のSEO対策は非常に興味がありますが、それはまた別の機会に。
という訳で、一般的に言えば、そういったペラサイトはアフィリエイトにはもはや向かない、と思っていて間違いないと思います。やはり検索エンジンに評価され、アクセスを集め、そして閲覧者からも評価され、リピーターを呼ぶようなサイトというのが、稼げるサイトの王道なはずです。それはつまり、有意義な内容がそこそこのボリュームで存在し、さらに定期的に新しい情報が追加される、要は更新頻度の高いサイトなのです。ちょっとあまりに基本的というか、当たり前すぎておもしろくありませんが、実際にそうなのですから仕方ありません。
アフィリエイトで思ったように成果が出ない、稼げないと言っている方の中には、サイトの更新をほとんどしていない方がいます。上記のようなペラサイトを大量に作り、そのまま放置・・・という方も多いです。もはやそれでは稼げなくなっている、と断言してもいいでしょう(ただ、おもしろいのは、そうやって放置しているサイトから、年に1回とか、ぽつぽつとアフィリエイト収入がある場合があります。低品質のサイトが世の中に大量に残存しているのは全くもって好ましいことではありませんが、そういうサイトであれば、無理に撤去せず放置しておくのもいいのかもしれません)。
最初の数ヶ月は頑張ってサイトを更新し、ページも増やしていくのですが、それで結果が出ないと、諦めてやめてしまう人が多いです。ただ、アフィリエイトは半年とか1年とか、ある程度の期間、本気で頑張らないと結果がついてきません。初月で数万円の収入あり!などと謳っているのは、相当ラッキーなケースと考え、私はあまり鵜呑みにしないようにしています。
とはいえ、サイトの内容、ブログであれば記事を、考える暇がない、書く手間を省きたい、という方には、「1日15分で・・・」などと謳われているこんなツールもありますが・・・
ゴールデン動画劇場2PLUS
私は、こういったツールや、それに類するマニュアルなどに記載されているやり方を全く否定するつもりはありません。ただ、これらのノウハウを使用したことにより浮いた時間を、SEOなどのアクセスアップ対策や、サイトデザインの充実など、サイトをより良くするための別の作業に充てるべきだと考えます。