キーワードの選び方
SEO対策として、まずはターゲットとなるキーワードを選択することからスタートすると思いますが、皆さんは適切なキーワードをどのように選んでいますでしょうか？
多くの場合、まずはそのサイトのメインテーマとなる名詞が来ることになるでしょう。さらに、テーマと合致する名詞または動詞が続くといったケースが最も多いのではないでしょうか。「キャッシング 比較」「アフィリエイト 稼ぐ」などですね。
私もそういったケースがほとんどですが、最近では検索サイトのサジェスト機能（入力欄に単語を入力すると、それに続く別の単語を提案（表示）してくる機能）をちょこちょこと使ってみることが多いです。ご存じかと思いますが、ここでサジェストしてくる単語の組み合わせというのは、一定以上の検索数があるものと考えて間違いないからです。なるほど、こういう組み合わせもアリだなぁと、気付かせてくれることも多いです。「？？？」となってしまう変な単語や組み合わせをサジェストしてくることもありますが（笑）。
その後、念のため、Google Adwords キーワードツールなどで、そのキーワードの検索ボリュームをチェックします。狙い目は月間で数百程度の検索数があるスモールキーワードで、かつ競合が「低」となっているものでしょうか。もちろん、月間検索数が数万を超えるビッグキーワードを狙いたいのは山々ですが、当然競争が厳しいので、なるべく避けるようにしています。ただ、半年〜1年以上の長い目で見る覚悟で、そういったキーワードをターゲットにすることもあります。また逆に、割とポピュラーな単語の組み合わせ（と個人的に考えるもの）であれば、月間検索数が数十程度であっても、採用することがあります。
あとは、本文（特にトップページ）における、そのキーワードのちりばめ方ですね。たまに、キーワードを意識しすぎたためか、明らかにおかしな文章になっているサイトを見かけませんか？私などは、同じようにSEO対策に日々精進しているものとして、そういうサイトを見ても逆に微笑ましく受け留めてしまうのですが、一般の方（？）に取ってみれば、それは単なる読みづらいサイトでしかなく、せっかく辿り着いてくれたのにすぐに逃げて行ってしまうでしょう。そうならないためにも、適度にキーワードをちりばめながら、意味の通った読みやすい文章にしなくてはなりません。本来のサイトの目的から照らしてみれば、あくまで読ませるのは人間に対してであって、検索エンジンに対してではないからです。それには、まずはキーワードを意識せずに文章を書いてみて、その後、適切な場所に少しずつキーワードを埋め込んでいく、といったやり方がいいのかもしれません。
とはいえ、闇雲にキーワードをちりばめるというのも要注意です。検索エンジンは、全体の文章ボリュームと、対象キーワードの数があまりにミスマッチだと、高く評価することはないからです。適切なキーワード比率というものがあるのですが、どれくらいの比率か、と聞かれれば、それもやはり「あくまで人間が読みやすい程度」と答えるしかありません。逆に言うと、それくらい、最近の検索エンジンは優秀なのです。杓子定規的に、何％以上〜何％以下、といった絶対的な尺度が存在する訳ではありません。
アクセスアップを望むなら、多種多様なキーワードでサイトを表示させる、こんなツールを試してみるのもいいかもしれません。
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